天の川がみたい

久しく会っていない友人からふいに、とある絵画展の感想メールが届いたのですが、、、

「ほんま1メートルの距離で肉眼で見るの意味無いわ。写真でいいわ。絵はテレビの方がいいわ。」

ってこらーー!!そんなことないやろーー!美しいもんは生で観るのが1番っしょ!!

そんな友人の身も心も腐った性根を救うべく

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「ほほえみの御仏」展を勧めてみました。私が焦がれる中宮寺の半跏思惟像!!焦がれるあまり、盗む夢を見たことがある程!!

腰のラインや指先は勿論、腕も、本当に「しなやか」という言葉はこの方そのもの。

今回の驚くべき発見は、蓮の花の上に足を置いていると思っていた左足が、何とギリギリで踏んでいなかったという、、、なんと尊!!

時代を経ているからこそ、マットな質感になり、木彫とは思えない、しっとりとした肌。

もしもこの像を手にすることが出来たなら、茶碗も、お皿も手放してしまうでしょう。他に何も求めないでしょう。

はぁぁぁ

美しい

ま、こんなに私が勧めても、不届きものの友人は上野まで足を運ばないんだろうな。

東京国立博物館で、会期7/10までです。