繊細でさりげない日

こんばんは。

今日は、2020年12月に閉館が決まった品川の現代美術館「原美術館」に行って参りました。

『Lee Kit 展』「僕らはもっと繊細だった。」

 

入り口の紅葉が鮮やかに迎え入れてくれます

中に入ると、繊細で淡い時が流れていて、ゆっくりと少しずつ剥き出しにされながら二階へ

 

何故だか昔馴染みの様な懐かしい空間の中で、短くて優しい言葉たちが私の中に入り込み、気づけば沢山涙がこぼれていました。

 

寂しさは決して消えないけれど

自分の背負う重い荷物を
気づかぬ後ろからふいに支えられて
ふっと、軽くなった様な

そんな感覚。

決して大袈裟ではなく、さりげなく。

 

会いに来て。

 

私は亡くなった親友に語りかけられてる様に感じました。或いは間もなく終わりを告げるこの美術館に語りかけられている様な。。。

きっと、誰にでも響く作品だと思います。

12月24日まで開催しています。本当に素敵だから、是非是非足をお運び下さい。