銀河鉄道の夜

暫くドボンしていました。

軽いドボンだったので、ちゃんと事務仕事もしていましたし、メールの返信もしてました。

色んな悩み事が重なって、どうしても心から外に出る事が出来なくて、仕事なら、、、もしくは愛獣がいれば出れたのでしょうけど、元来出不精の私は、なかなか外出する気が起きなかったのです。でも、これが本来の姿。改めてイギーの偉大さを感じました。

悩み事なので、勿論公には出来ませんが、幾つか重なってぼちゃん。まぁ、幾つかは改善?てか、どうしようもないし。。。

誘われないと中々出ないタチなので、イギーがいれば、それでも散歩に出たんだろうけど、失った今は、仕事がなければ出る用もなくて、鬱々としていました。

本当にひどい時は、携帯の電波も通じない山奥の寺に篭ったりって時もあったので、まだ軽度!?なので、家でゴロゴロゴロゴロ、、、

この感じは、ヨーロッパ一人旅をしていた時に、情勢不安なグルジアに行くかどうか迷っていた時に似ていて、その時は宿で3日位篭り、何をしていたかというと、ヘルマン・ヘッセの本を読んだり、岸田今日子さんの朗読「銀河鉄道の夜」を聴いたりして過ごしていました。

宮沢賢治さんの作品はファンタジーと言って、強がって、好きな作家にはあげないのですが、、、告白すると、「銀河鉄道の夜」と「土神と狐」は、無性に号泣する作品です。

イギーとの散歩道は今でも辛いので、ちょっと怖いことのあった禁断の線路を越えて、1人お散歩。線路を越えればずっと栄えています。

帰宅して、「銀河鉄道の夜」のアニメ映画を久しぶりに観ました。

赤ワインをグラスに入れて、チーズと、ドライイチジクと、くるみ(先日大量買い)をお皿に入れて、映画を観れば、

やっぱ、あまりに秀逸!!メインキャストを猫にしたのは誰!?天才!!猫にすることによって、寧ろ親近感、儚さが増すのです!!いつの間にか自分がジョバンニになっていて、カンパネルラが親友に見えていました。

今まで気にしなかった「胡桃」や、「鷺」が出てきて、再発見!!!

私がこの町に住んで、心奪われたのは鷺でした。川を純白の翼で美しく飛ぶのです。

数年前までは冬にイギーと散歩すると、特定の枯れ木に、「真冬に白い花が咲いている!?え!?」と、よく見たら、丸まって眠っている鷺で、初めて見た時は、声を出して驚いたものでした(側にいたカップルも私の驚きの声に驚いていました)。

何匹も眠るその木を色んな友人に見せたかったのですが、23時過ぎにしか見れないのと、、、2年位前から姿を消してしまい、、、もしかして見せられたのは1人だけなのかも、、、渡り鳥の気紛れですね。

 

兎にも角にも、久しぶりの「銀河鉄道の夜」はカンパネルラと、、、意外にもザネリが2人の親友に思えて、、、驚く程泣きましたわ。

皆様も是非観てください!!

最強です!!

そんで、私、明日からがっつり動きます!!

抜けました!!